活動報告

令和 3年11月定例会 - 12月15日-09号
 
1 バス路線の廃止について
2 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける食品関連
  業者への支援策について

 

田口裕士議員

皆さんこんにちは。
 いつもだったら前置きなしで,すぐいきなり質問するんですけど,どうも私が今年最後の質問者ということで大トリでございます。皆さんよろしくお願いします。
 今年一年本当にいろいろありました。まずは市長,本当におめでとうございます。
 選挙をしている中で,決して市長に上手を言うわけじゃないんですけど,やはり素早い対応というか,頭がいいというか,物事に対して必ずこれはこうあるべきだとか,いろんなことをてきぱきとやられる。そうしたことを本当に選挙を通じて思いました。この人になら必ず岡山市を任せていける,そんな確信をしたわけであります。
 大変恐らく御苦労もされたと思います。しかし,それを勝ち抜いた。それは本当に今までやってきた施策,そしてその思いが市民に届いたことだろうと思います。そうした意味でもこの4年間大変ですけど,岡山市のかじ取り,そしていろんな──最後に言っていましたね,できることできないこといろいろあるけど,真心を持って対応すると。やはり陳情,いろんな市民の要望に対して,一つすぐできることもなければ,何十年かかることもあるかもしれない,そんな思いを常に持って,真心持って対応していくとおっしゃっていましたんで,ぜひまたこの4年間お願いいたしたいと思います。
 花岡議員おめでとうございます。僕が最初議員になったときに,もうおやじさんにこんこんといろいろお教えをいただきました。(笑声)厳しいことからすばらしいことまで,本当におやじさん喜んどんじゃないんかなと。おやじさんと言うたらおえんわなあ,お父さんしっかり喜んどんじゃないんかなと思います。
 この議会で3代というたら,吉本議員が3代かな,それから花岡議員も3代,やはりそれだけ背負っておる重荷というのは大変だと思うんで,これから頑張って一生懸命我々と一緒に市民のためにぜひよろしく,こちらもまた御指導のほどよろしくお願いいたしたいと思います。
 そのくらいにして,一生懸命頑張って今年最後の質問をいたしたいと思います。しばらくの間お時間をいただいて御清聴よろしくお願いいたします。
 まず最初に,大きな1番,バス路線の廃止についてであります。
 代表質問でも取り上げましたが,先日両備バスが来年3月末に廃止すると公表した操南台団地線と宝伝・久々井線の2路線のうち,操南台団地線を4月以降も存続することとしました。路線が存続することは,利用者のことを考えるとありがたいことですが,その一方で問題もあるように思います。
 このことについて何点かお尋ねいたします。
 まず最初,1番目,来年4月以降の運行サービスについて,現行よりも悪化し,利便性が低くなるという話を聞きましたが,具体の変更内容を教えてください。
 2番目,両備バスが路線廃止を撤回した理由は,ほかのバス事業者が廃止後の代替運行を行う意向を示したからではないかと聞いております。
 これが理由ならば,運行サービスを低下させてでも,言わば自分の縄張を守ろうとしたとも見えます。地元では,生活交通導入に向けた準備を進めていたとも聞いております。運行事業者として,利用者に寄り添うよう,地元や行政と議論をしっかりと行うべきと考えますが,御所見をお聞かせください。
 次に,大きな2番,新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける食品関連事業者への支援策についてであります。
 昨年からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大とそれに伴う緊急事態宣言等による人流の減少は,経済に深刻な影響を与えています。中でも,時短要請や休業要請等により外食産業は大きな影響を受けました。その影響は,飲食店だけでなく取引先である食品小売業者や卸売業者にも及んでおり,帝国データバンクによると,コロナ関連倒産の業種別件数は,飲食店が1位で食品卸が3位,食品小売が6位となるなど,食品関連事業者への影響は深刻であります。
 特に小規模事業者が多い地域の事業者は,コロナの第6波も懸念される中,大変疲弊しており,危機的な状況にあります。このような地域の事業者を支援する方法を考えることが必要ではないでしょうか。
 その一つとして,学校や保育園等の給食の生鮮食料品等の一部を優先的に地域の食品小売業者や卸売業者から調達する方法を検討してはどうでしょうか。地域の事業者にとっては,安定した納品先になることや,学校給食への納品実績が信頼となり,新たな販路の拡大が期待できるなどのメリットが考えられます。
 また,学校にとっても,地元の業者から地場食材等を購入し,生産と消費の関わりや地域における伝統的な食文化についての理解を深めることによって地域の活性化にもつながることが期待できます。
 そこでお尋ねいたします。
 1番目,地域の事業者から生鮮食料品等の一部を調達する課題の一つとして考えられるのがコストであります。一括して仕入れを行うよりコストが増加することも想定されますが,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている地域の事業者支援のために,例えば臨時交付金等を活用するなどして,コストが増加する部分を市が負担するような支援を行い,調達を実施,拡大する検討はできないでしょうか。
 2番目,地域の事業者から優先して調達するに当たり,ほかにも課題があればお示しください。
 3番目,地域の事業者からの調達,地場食材の調達などを行うことは学校給食が公会計化された後も重要な視点だと考えます。御所見をお願いいたします。
 1回目の質問を終わります。
 御清聴ありがとうございました。(拍手)

平澤重之都市整備局都市・交通・公園担当局長

1のバス路線の廃止についての項,まず来年4月以降の運行サービスの変更内容についてです。
 操南台団地線の来年4月以降の運行については,土日,祝日は現行どおりですが,平日は現在往復合計で1日7便ある操南台団地-岡山駅間の便のうち,3便が操南台団地-山陽学園中学・高校間に大きく短縮されます。この結果,路線は来年4月以降も存続しますが,運行サービスは低下することになります。
 次に,事業者として地元や行政との議論をしっかりと行うべきだったと考えるが所見をというお尋ねです。
 岡山市では,両備バスが宝伝・久々井線及び操南台団地線の来年3月末での廃止を発表したことを受けて,市内事業者を対象に代替運行の意向確認を行うとともに,沿線の地域住民と生活交通導入について話合いを行いました。
 その結果,1社から操南台団地線の代替運行の意向が示されましたが,その後両備バスが来年4月以降も運行を継続することを国に申請しました。
 今回のケースでは,結果的に運行サービスは低下するものの,路線は来年4月以降も存続することになりましたが,一度廃止届が提出されたことから,地域住民は大きく混乱しました。
 岡山市としては,今後運行事業者が路線廃止を検討する際には,できる限り地域住民が混乱することのないよう丁寧に対応していただきたいと考えております。
 以上です。

田渕澄子岡山っ子育成局長

2の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける食品関連事業者への支援策についての項,保育園等における地域事業者からの給食食材調達の拡大に向けた検討,また優先的に食材を調達することの課題についてお答えします。
 保育園等の給食食材は,各園で納入条件,実績等を勘案し,選定した事業者から調達しています。中には,肉,野菜等必要な量を必要なときに調達する食材もあり,このような食材の場合,柔軟な対応が可能な地域の事業者を多く活用しております。
 発注には,競争性,公正性,経済合理性の確保等,適正な執行が求められますが,迅速な対応や少量の発注への対応等は,確実な食材調達のための重要な要素であり,小規模な地域の事業者の強みでもありますので,食材発注時に納入条件や発注内容を検討する中で,地域事業者の強みが必要となる機会等を捉えながら,受注機会の増大を図るよう努めてまいりたいと考えております。
 コロナ禍の厳しい状況下で頑張られている地域事業者の活性化に向け,保育園等での給食食材発注時におきましても配慮してまいります。
 以上です。
 

菅野和良教育長

同じ項,まず例えば臨時交付金等を活用するなどしてコストが増加する部分を市が負担し,学校への食材調達の実施,拡大する検討ができないかというお尋ねでございます。
 給食食材などの調達は,各学校におきまして,児童・生徒及び教職員喫食数を基に発注量が決定されます。
 食材発注する業者の中には,既に各校に供給している地元業者も一定数おられます。そういうことから,地域の事業者からの調達の実施,拡大につきましてどのようなことができるか,今後慎重に研究してまいりたいと考えております。
 次に,地域の事業者から優先して調達するに当たり,ほかにも課題があればというお尋ねです。
 生鮮食材等は天候等の自然現象により,価格だけでなく供給量も変動するため,各校へ安定的に供給することが可能であることや,品質及び衛生管理に責任を持てる業者であることなどが挙げられます。
 この項最後に,地域の事業者からの調達,地場食材の調達などを行うことは公会計化された後も重要な視点だと考えるがどうかというお尋ねです。
 公会計化後においても,地元業者を含め様々な方法で地場産の食材を調達することは,食育充実の観点から重要な視点であると考えております。
 以上でございます。
     〔37番田口裕士議員登壇〕

田口裕士議員

すみません。答弁ありがとうございました。
 まず最初に,バス路線の廃止について,僕は結構公共交通,今年だけで何回したのかな,結構やらせていただいて,大体両備さんからのじゃ。お前両備と仲悪いんかと言われるけど,別に仲悪いわけじゃないんだけど,どう考えても市民のことを考えてないなと。確かに事業者は利益を出さなければいけない。そうした意味で,今このコロナ禍の中で大変それぞれの事業者さん御苦労されている,それは十分理解しているところであります。しかし,その中でもやっぱり生活交通,いわゆる市民の足を守っている,こうした路線を廃止して,そして今度は新たに,いやいやいやいやあっこがやるんならわしがやるわって,それはどうしても理解できない。果たしてどこへ事業者が目を向けているのか,市民の足であるというやっぱりそこの根幹を忘れてはならない。廃止するにしても丁寧な説明,いろんな説明をした流れの中でやってもらいたいし,ましてや市と良好な関係の中で常に相談しながら市民の足を確保するんだという,そうした姿勢がどうしても見えてこない,そんな気がしてならないんですね。かといって,岡山市としてはやはり市民の足を守る,生活交通をやっていかなければならない。これは僕は行政として当然これから先も覆いかぶさる課題だろうと思うんですね。だから,そうした流れの中で,やっぱり何とか交通事業者としっかり議論して,そして市民目線に立った生活交通の確立というのをぜひこれからも努めてもらいたい。そのために先般の無料デーでしたかね,あれも好評だったし,それからハレカハーフでいわゆるお年寄りを含めた障害者の方に対する負担もしている。ある程度事業者にとっても岡山市はちゃんとしたものをやっていると思うんですね。だから,やっぱりそこは,いやいやそんなんじゃ足りんな,俺はもうからんのだからこれでもう路線廃止するよという話じゃなしに,廃止するなら廃止するなりの理由,それから復活するなら復活する理由,そしてこういうことをする,こういう路線は絶対要るんだというような流れの中で,市と交通事業者としっかり話をして市民にとってちゃんと分かる説明,分かることをやっていただきたいなと思います。全体的なざくっとした大きな話になっちゃうんだけど,ぜひ御所見をお伺いいたしたいと思います。
 それから,給食についてであります。
 答弁ありがとうございました。こども園,保育園のほうは何か前向きにやってくださる,学校給食のほうはなかなかいろんなハードルがあって厳しいのかなと思うんですけど,まず最初に実を言うと,本当に困っとんですね。要するに八百屋さん,もう家内工業でしている八百屋さんがいるんですけど,今までは地元のいろんな人がお菓子を買ったり,いろんなものを買う,それと学校給食,両方を併用して何とかやりくりしていた。それがコロナの関係で一般の店のほうががたっと落ちて,緊急事態で休業したりなんかして,ずどんと落ちて,もうそれからまた復活しても売上げはなかなか上がらない。
 一個提案なんですけど,できるものできないものあるかもしれないけど,一遍それぞれの地域でこれは地元にとってできるんじゃないかということを洗い直してもらいたいんですね。そういう食材,いろんなものがある。それを一旦具体的に洗い直したものの流れの中で,これだったら地元でできるもんがあるんじゃないかということで,もう一遍そういうものをチェックしていただきたい。できればそうした地元の八百屋さん,小規模小売店舗にぜひそっちへお願いしたい,それが1点。
 それからもう一点が,全部当日納品,でも前日納品でもできることあると思うんですね。となると,小さな八百屋さんでも,お父さんが1人で配達しょうた分が,2日分配達できるということになれば,それだけキャパも広がってくる。やっぱりそうした発注方法のやり方,そして食材のいろんなことを一から見直して,できるものはこういうもんがあるんじゃないかということをぜひ見直していただいた上で,一遍それを洗い直す。そして,洗い直した結果で,今度はこういうふうに前向きにやりましょうということでぜひお願いいたしたいなと思うんで,岡山っ子育成局と教育委員会にぜひ御所見のほどよろしくお願いします。
 第2回目の質問を終わります。
 ありがとうございました。

大森雅夫市長

路線バスの関係でありますけれども,何度も申し上げてはいるんですけれども,岡山72万都市の中に9つの会社があると。非常に難しいところだと,これは国土交通省の自動車局の関係者皆さんおっしゃっているところであります。ただ,おっしゃるように難しいといってそこで済ませちゃったんじゃ何にもならない。市民の足としてどう確保していくかということをとにかく前向きに考えていかなければならないと思っております。
 コロナ前から大きく3点の話をバスの会社,事業者に提案してまいりました。1つは,高齢者等の半額割引の話,それから適正運賃,認可料金まで取ってないところがありますからね,あと再編問題。後ろ2点はコロナの関係で,今すぐに議論がなかなかできないという事業者の話がありましたけれども,そこでサスペンドになっているところであります。これは彼らの意向が出てくれば,すぐに対応していきたいと思います。
 今回の操南台団地線の話も,私は直接バス会社の意図を聞いているわけではありません。
 先ほど平澤局長のほうから答弁があったように,我々としては廃止とか運休される場合には,やはり丁寧に地元に御説明はしていただきたいと思いますが,我々のほうもやっぱり能動的にそういう会社とよく接触していって意思疎通を図っていくということが重要じゃないかなと思っております。
 たまたまですが,今岡山の商工会議所の会頭は両備の関係者の方でもあります。私も無料デーの後の評価等々については会頭との話などもやらせていただいているところであります。
 コロナの問題もありますし,それから人口減少の問題というのは,これから大きく効いてくるわけで,本当に今の制度のままでいいのかというのも,国には提案していかなきゃならないところでもあるし,制度の問題,一つ一つの路線の問題,大きなことから一つ一つの具体のことまで我々考えながらやらせていただきたいと思います。またいろいろと御指摘をいただければと思います。
 以上です。
 

田渕澄子岡山っ子育成局長

2つ質問があったと思います。1つ目は納品の食材ごとの洗い出しをもう一度チェックしてということに関してなんですが,今も一つ一つの食材等に関しまして,考えながら発注をかけているところではございますが,さらにもう一度チェックしていきたいと思っております。
 それから,前日納品,当日納品などの配達の在り方の関係なんですけども,鮮度を保てる期間であるとか,保管する場所,保管の方法だとか,いろいろなことを考えないといけないことがあると思います。そういったことも含めて考えながら研究していきたいと思っております。
 以上です。
 

菅野和良教育長

先ほどの御質問にもお答えしたとおりですが,既に供給してくださっている地元業者も一定数いらっしゃいます。
 議員が御提案くださいましたけども,それぞれの地域で調達可能な小売業者を洗い直す,それから納品について発注方法などを検討すると。食材の発注のチェックとか納品の日については,食材によって差はございます。できない場合もあるんですけれども,こういった御指摘,御提案をいただきましたので,しっかり検討してまいりたいと思います。
 以上です。